Vigloo
君という味
君という味
世界的食品財閥ルグラン・グループの次男にして最年少ミシュラン三つ星シェフのヴィクターは、家門の伝統に従い、兄エリックと後継者の座を賭けた料理対決に臨む。そんな折、ゲイバーで働くマイカと8年ぶりに再会する。ル・コルドン・ブルーの合格者だったマイカは、父親への横領の濡れ衣と自殺未遂によって夢を断念せざるを得なかった。その悲劇の黒幕がヴィクターだと信じ、彼を憎んでいる。ヴィクターはマイカの天才的な味覚を見抜いてチームに加え、犬猿の仲だった二人は料理においてだけは完璧なパートナーとなる。競争が激化するにつれ、エリックの陰謀と横領事件の真相が明らかになり、二人は真の敵に立ち向かう最後の決戦に挑む。伝統ではなく新時代の料理を選んで勝利し、エリックは逮捕される。ヴィクターの最後の選択はグループではなくマイカだ。後継者の座を賭けて彼を追いかけ、愛を告白する。